あーっ。
イカが食べたい。
透明なイカの活き造り。
しかし
遠出は憚れる。
実家も帰らず
お墓参りもしないお盆の週末。
私はイカの口で
旅行にも飢えておりました。
物凄い真夏日に
なにやら怪しい格好をして
風が強いけれど
熱風で
肌は流れでるあせで塩焼きになりそう。
しばらく
砂糖断ちをしていたけれど
今日はチートデイと自分に言い聞かせて
さっそく
Mooonにやってきました。
ここは果物屋さんがやってる
パーラー(今時パーラーとか言わないかもしれないけど)で、季節のフルーツ盛り沢山のパフェが食べれるお店です。
今時期は"メロン""ピオーネ""桃"
でも、やっぱ桃一択です。
Mooonの前に
果実堂さん(かき氷屋さん).梅月(甘味屋)に行ってみたけど、長蛇の列で諦めました。
じりじり焼けつく日差しの中で
久しぶりのお散歩は
とてもいい気持ちです。
かぶった麦わら帽子の隙間から
汗が流れて
マスクの中も吹き出る汗がたまります。
8月は毎日運行している
潮風号に乗車。
日本で1番遅くて
日本で1番短い路線を走るトロッコ列車は
私の旅心を満たしてくれます。
門司港って
やっぱりいいところ。
関門海峡めかり駅まで
10分間の列車旅。
折り返しまで待ち時間が10分間あるので
次の駅ノーフォーク広場前まで歩こうと
遊歩道をぶらぶら歩きました。
そして
門司港と下関を結ぶ人道に寄り道。
関門橋を見上げながら、
行き交う船を見ながら、
太陽に焼かれ、
潮風に吹かれ、
ノーフォーク広場駅に着いた時は
とうの昔に折り返しのトロッコ列車は
行ってしまっていました。
ところで
イカの口といいながら
イカはどうした!?とお思いでしょう。
実は出かけるちょっと前に
ごはんをたべていて
せっかくなら美味しく食べたいと
腹ごなしの門司港散策だったんです。
といいながらの
パフェ、、。
でも我慢できないでしょ。桃パフェを。
じゃんじゃん歩いて
「クーラー効かせた部屋で布団に倒れ込んだら秒で寝れる」という悶絶の妄想をしながら
お目当ての『ぶぜん』にやってきました。
いかの活き造りという旗がはためいていました。眩しい(西陽で)
ぶぜんは
いかの活き造り定食というメニューはないので、寿司天ぷら定食といかの活き造りを単品で頼むことにしました。
が、なんと
「漁師さんがお盆休みでイカの入荷がないんです」って。
漁師さんも
おやすみするよね。
お盆だからね。
いいんです。お寿司のイカが
ものすごーく美味しかったから。
門司港が
旅心を満足させてくれたから。
近場の小旅行もすごくたのしい。
また来よう。イカ食べに。