朝が弱いわたしだけれど
朝6時に飛び起きて温泉に。
女湯と男湯が入れ替わり
昨日とは違って
露天風呂の眺めはこんもりとした木の隙間から海がちょっと見えるだけ。
これは
外からお風呂が見えないための配慮なのだろう。ちょっと残念。
早い時間から
5〜6人の入浴客。
露天風呂に浸かっていると
隣の
70代の2つのグループの
レディ達がおしゃべりをしている。
1人は、免許返納した北九州在住の方、1組は筑後の方から車で来られた方々。
70代同士でしやべっていると
当然"若い"のハードルも低く
車を乗りこなして筑後から北九州まで来たことも当たり前の感覚だ。
凄いなーと思う反面
心配にもなる。
宿泊者は、年配者が多いとみうけられたが
駐車場の車も多かった。
このホテルにくるには
バスもでてるが、やはり車が便利だし、
近隣を回りたいと思ったら車でないと難しい。
昨日海岸線のカーブで対向車が大きくセンターラインを超えて走ってきたのにヒヤッとしたのを思い出す。
今日の予定は
朝ごはんを食べながらゆっくり考えた。
といいながら心はここに
その前に
ホテルから歩いて5分。
妙見埼灯台。洗濯岩が美しい。
海も透明で底が透けて見える。
ここに行くまで
すれ違った人はおらず、灯台にはラジオ体操をしているおじさまがひとりきり。
こんなにいい場所を独り占めできるおじさまを心底羨ましく思う。
その後
北九州が誇る
いのちのたび博物館へ。現在、コロナ感染対策のため予約制となっていることもあり
館内には数人しか入館者がいない。
むしろスタッフの方が多いくらい。
現在、動く恐竜はお休み中。しかし、アフリカ象の剥製の修復作業が公開でおこなわれている。この剥製はアフリカ象の剥製としては日本で一番大きなものらしい。
しかし修復は、展示ブースの端っこで
ひっそり行われており
わたしもひっそりと見学した。
こういう『日本一の剥製なんですけど、剥製の修復とか滅多に見れないんですけど、お腹ぱっかーんて割れてるのとか見る機会無いんですけど、こんなことにご興味ある方がいらっしゃるのかしら。(妄想)』的なところが、いかにも奥ゆかしい北九州らしいと思ってしまう。
そこが良いとこでもあるのだけれど。
街は人ではないのに、街に人柄があるのが時々とても興味深く感じる。
隅から隅まで、
何時間も歩き回り
それこそ最後の売店まで
じっくりゆっくりみてまわり
また、何も買わず出てきてしまった。
博物館の駐車場は
わりとお高めのため
お隣のイオンをおすすめする。その際、必ずお買い物もお願いします!
イオンのフードコートで
ケンタッキーランチを食べながら
なにもかもが
好きだなーと思えた夏休みだった。