souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

光石研シート

カウンターでコーヒーを買ったら

「高い席がお嫌でなければ、光石研シートへどうぞ。」と館主に勧められたため、遠慮なく1号館の上部席に6席設置されているペアシート前列中央に座ってみた。

今日も小倉昭和館へ映画をみにきている。

f:id:souan_1969:20210228170245j:image

こんな感じの眺め。

個人的には

もう少し下の席から観るのが好きだけれど

ペアシートのスワリゴゴチには変え難い魅力あり。

f:id:souan_1969:20210228170546j:image

テーブルも付いていて、弁当も広げられる。(食べんけど)

今回も"見逃してしまったので見逃せない"『糸』と『小さな恋の歌』の2本立て。

食べ物は我慢しようと思ったけれど、ペアシートに座らせていただいたお返しにポップコーンを購入した。

『小さな恋の歌』は、私の好きな高校生青春ストーリー(というほど軽くはなかったけれど)

モンゴル800の歌を基にした沖縄が舞台の映画。モンパチ結成の実話なのかとネット検索をしたけれど、実話ではないようだ。

『糸』は、これまた中島みゆきさんの楽曲をモチーフに作られた映画で、中学生の時に好きあっていた二人が波瀾万丈の末結ばれるというお話。だいぶはしょりすぎているが、究極の要約はこう。

映画は虚構なので、細かいところには目をつぶってエンターテイメントを楽しむことに徹してみた。涙も流した。よかったねとも思った。

菅田将暉くんも小松菜奈ちゃんも好きだし、演技も上手で没入できる。

だけどなー。なんかなー。もやもやする映画だった。細かいところは目をつぶると言っておきながら、全体的にキレイ過ぎるのが気に入らないんだろう。(どっちかというとドロドロのバッドエンドが好き)

 

そうはいってもたくさん涙を流して、心に溜まった黒いモノを少しは排出できた気がする。

ひとりでペアシートもいいけれど

今度は誰かと座って観たい。

(でも、映画はひとりで観たい派)