souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

世界の中心で年齢的価値観を叫ぶ

「40代でホットヨガとか行きます!?その歳で無いですよね。」と20代前半の同僚が向かいの席で話しているのを聞こえないふりをして聞いていた。

 そうだ。20代からすれぱ40歳とは未知の年老いた年齢に見えるものなのだと、私は新鮮に感じるとともに懐かしさを感じていた。その子らからすると、私の50代という年齢は、枯れた世代にカテコライズされているに違いない。

 10代~20代って、世界は自分を中心に回っていて、あらゆる消費の中心は自分たちが担っていると思っているのだろう。事実、20代前半当時の私もそう思っていた。

 ところが、自分の年齢かあがってくるとそれくらいの年齢の回す経済なんて実は余りたいしたことなくて、年齢があがるとともに、より挑戦する心や没入や、かけるお金が深まっていき、どんどん元気で明るく情熱的になり、いろんなことが気にならなくなって自由になってくるのを体感するのだ。(例にあげるのも語弊がある社会的抑圧とか個人や家の価値観とかから解放される。)

 そうして、人から年齢を揶揄されようが、(別に今回揶揄されたわけではないけど)それすら不思議な感覚で受け入れる余裕も生まれるのだろう。

 その価値観を変化させる要因のひとつに、私のまわりの先輩方がすごく素敵に生活をおくっているのを見せてくれてるということがある。これからもっと楽しい人生があるのだと、背中で教えてくれている人が本当にたくさんいるからからだと思うのだ。

 20代をすぎても、ずっと楽しく暮らせることを私も後輩たちに魅せれたらいいな。と、思う。ところで、その件の20代の同僚の話を「そうだよね。」と優しく聞いてくれているT さん。すごく若く見えるけれど、実は40代後半だという事実を遅かれ早かれその20代同僚も知ることになるだろう。その時、40代は人生の終わりではなく、自分らしい素敵な人生がずっと続くのだとわかると思うのだ。