souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

こどもの引越し

時が経つのは早いもので

今年もすでに逃げるの2月になっていた。

 

毎朝6時半には職場に着いて

仕事をしている。

そんなに早く出勤しても

ぼんやりコーヒーをのんだりせず

キチンと仕事している自分の勤勉さが、

すごくわたしらしいと思う。

「誰も見ていないのに

ちゃんとする」

これは、大人になって身につけたものなので性質ではなく躾だと思う。

 

躾といえば

東京に住むこどもが

引っ越しをするというので

手伝いにいった。

大学卒業時に部屋を引き払う時も

部屋がすごいことになっていたが

はたして

今回も目を覆う有様だった。

わたしの行った翌日の土曜日に引越業者が来るというのにほとんど梱包されたものがない。

そしてこの状態で

私に部屋の鍵渡してこどもは出勤してしまった。

 

タバコを吸うこどもの部屋は

どこもかしこも黄色く色づいて

全部の水回りに

形容しがたい何かが蓄積している。

こどもが自分で梱包した段ボールの中身は

ゴミ箱みたいに

いろんな(本人にとっては大事な)モノが突っ込んであった。

 

子どもは始終探し物をしている。

そのため家の鍵とエアコンのリモコンには

キーファインダーという遺失物を探すためのタグが

つけられていて

そのリモコンは机の脚にガムテープでぐるぐる巻きに

取り付けられている。

 

むかしから「ゴミはゴミ箱に!」と言い続けてきたが

なぜがゴミはいつもその辺に置いてあり

ゴミ箱はきれいという人であった。

それでも、文明の利器を利用しながら

なんとか自分なりに努力をしようとしているようだ。

 

ガムテープぐるぐるだって

自分の理にかなっているらしい。

 

ともかく、翌日の引っ越しのために

私はどんどん荷物を片付けながら

掃除をしていった。

 

翌日荷物を搬出した

その部屋は

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まるで事故物件であった。


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床も壁も

もちろん水回りも磨き上げた。

 

こどもにそれは求めない

ただひとつだけ

「ゴミはゴミ箱!」

それを身につけさせるのが

私の躾けなのだと考えている。