souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

はばたけわこうど

体調不良で帰省しないと言っていたこどもが

晦日に突然「帰ってきた。」と

LINEに連絡があったため

外出先から急ぎ自宅に戻った。

 

が、

こどもは自宅におらず。

LINEや電話を鳴らすも

既読にもならず、電話もでない。

 

どこかで倒れているのではないかと

心配していたら、

紅白の始まる時間に、

こどもは能天気な様子で

「あれ?なんで居ると?」と、

友人を連れて帰ってきた。

(不在にしていると伝えていたため)

 

しかも

古いゲームソフト(BOOKOFFの袋に入っていた)をしこたま下げて、

カップ焼きそばやポテチを買い込んで

元気そうに。

 

来年就職して遠方に行くこどもに、

友人から

キレ気味の「帰ってこい」コールがあり、

こどももキレ気味に、体調不良をおして帰省したとのこと。

そういいながら

中学からの仲良しの二人は

キャッキャッとじゃれあいながら

親が不在(のはずの)我が家に

戻ってきたようだ。

 

私は毎年紅白をみるのを楽しみにしているのだけれど、

こどもたちが

無邪気に「テレビ使っていい?」と

はしゃぐ様子に

もちろんいいよと答えて

年越し用に準備していた

そばを茹でてあげた。

 

BOOKOFFで見つけた

3本500円の古いゲームソフトをするために、

本体や、コントローラーを探し求めて

彷徨いがてら

ドライブをしていたとのこと。

 

元気なこどもも

友人を自宅に連れてくるこどもも

対戦型ゲームで小学生のようにはしゃぐこどもも

どれも嬉しい。

 

紅白が見れなくたって

(ガキ使は録画中だった)

私の分のそばがなくたって

いいのだ。

 

12時前に

今から他の同級生とカウントダウンに行く

とのことで友人が帰ることになった。

本来ならば

こどもも一緒に行くはずなのだか、

家のこどもは"体調不良で欠席"する。

そこは

こどもの体調と気持ちを慮って

友人も了解している。

そういうところが

二人とも

ちょっと大人になったなぁと

しみじみ思う。

 

友人宅とは50m程しか離れていない。

「送ってくる」と

こどもも一緒にでていった。

二人とも

充分な猶予期間を過ごして

今春社会に出て行く。

 

しばらくしてこどもが戻ると

「あいつが『おご馳走様。大晦日に遅くまですいません』ってもっかい伝えとってっていいよったよ。

それから、これは伝えてって言われてないけど

母ちゃんが前よりキレイになったっていいよった。」

だってさ。

 

よし!

二人とも

なんか大事なもの身についてるよ!

 

翔け、若者。