誰に強制されたわけでもなく、
自分が望んでやっていることなのに
勉強をしたくない。
もう今月試験があるのに
テキストを断固として開きたくないのだ。
ただ、テキストは常に持ち歩いている。壁には受験生らしく『合格!』の檄が掲げられている。
だけど
勉強したくない。
鉛のように重いテキストを開くと、自動的に瞼が閉じる。この感じ、受験を思い出す。
自宅で勉強は無理なので
気分を変えてマックに来てみた。
高校生か大学生かわからんけれど
勉強してるー。
ほんと偉いな。人生の成功者になれるよと学生に声かける(心の中で)
反省しながらテキストを読む。
10ページ。
頑張った。