souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

(感想)「withコロナ」時代の新しい日常

「withコロナ」時代の新たなる日常(ニューノーマル)を生きるヒントについての白書を読む。

今もっとも敬愛するノンフィクション作家神山典士先生による、各界のパイオニアのインタビュー記事である。

https://www.asahi.com/and_M/seriese/newnormal/

 


自分の新しい日常って観点であれば

まずは習い事のオンライン化。

本日も、オンラインの朝ヨガから始まった。

 


青森のスパイス伝道師から

オンラインでスパイスカレー作りを習ったり、

オンライントレーニングで5キロの減量を果たしたり

遠方にいかずとも、指導を享受できるなど、その恩恵は多大なる物がある。

こういった技術がグンと進んだのは確か。

 


また、国の施策で

マスクが全戸配布されたり、

あらゆる名目で

お金がガンガン支給され、

果ては全国民に10万円ずつ配られた。

 


ベーシックインカムへ移行するためのテストなのかと思ってしまう。

 


廃止が難しいとされていた

行政の押印も

トップの一声で一気に進んだ。

なんだ、やれるんだ。

 


このコロナ禍で

いろいろなことが進んだり

変わったりしたけれど

そのことに

技術的に、経済的に

精神的に(価値観の変化)

対応できれば

幸せになれるかもしれない。

 


仕事においては

“高度なクリエイティビティ、フレキシビリティが求められる”と

東洋経済オンラインにも記事があった。

 


転換期には

必ずついていけない層が一定数いて、マスコミの不安を煽るニュースで自殺を試みる人もいる。

そういう人には、このニューノーマル白書は届いていない。

この白書のいいところは、新しい日常はワンパターンではなく、いろんな切り口があると理解でき、読みながらゆるやかなフレキシブリティを身につける事ができるところだ。

 


昨日

自殺未遂で入院中の高齢者に

今後のはなしをするために

会いに行った。

 


コロナ禍ということではないものの

状況変化に対応できず

「もうダメだ」「出来ることはない」と思い込んでしまっていた彼は、会いに行っても投げやりな態度であった。

 


しかし、こちらから複数の選択肢を提案すると、ただそれだけで元気を取り戻した。知らなかったこを知ったということが彼の大きな力になった。

 


変化についていく速度は

人によって違うけれど

やはり変わっていく必要はあると思う。

イオニアにはなれなくても

イオニアがどう考えているかを

わかりやすく発信してもらえれば

徐々に幸せな新しい日常は定着していくと感じる。

マスコミのネガティヴニュースにとって変わることを切に願う。