朝イチでまち美化運動なる
地域清掃に参加し
(結果参加者一人だった)
早起きしたので
小倉昭和館へ行きました。
現在上映中の映画は
第一館『ノマドランド』『グリーンブック』第二館『HOKUSAI 』『永遠の門~ゴッホのみた未来』
原田マハさんの「たゆとうとも沈まず」というゴッホの小説を読んだばかりで永遠の門は絶対みたい。
さて、朝イチ上映のどちらをみるかで悩み1作目はアカデミー賞受賞作品である『ノマドランド』を観ることにしました。
ノマドランドは季節労働に従事しながら車上生活を送る高齢労働者の話。気持ちがブルーになるのはわかっていたのにみてしまった感じです。
先日行った九重の山の上で、お金についての話をした際に、世の中のマーケティングにまきまこれお金をつぎ込むわたしの姿が浮き彫りになったのですが、
それとは別にコミュニティに属するのが怖いと思っている自分も発見しました。
怖いと思う理由を問われ、わかったことは他者への多大なる不信感があること。
ノマドとか無理。
お金がないけど自由な生活とか無理です。私は、偏見と不信感に満ち溢れた生活をしているから自由すぎることは怖いんです。
2本目は、隣の館に移って『永遠の門』をみました。原田マハさんの小説で、多少予習をしていたからわかったけれど、セリフで説明するこのタイプ。3分の2寝てしまったという衝撃の映画でした。ごめんなさい。
どうせならと3本目にも突入『HOKUSAI 』洋楽2本からの邦画サイコー。
北斎が変わり者の天才(これはゴッホと一緒)だったのはよくわかりました。ともかく役者がいい!柳楽くんも、阿部寛さんも、玉木宏さんも。もちろん田中泯さんすばらしかった。
内容は賛否があるようですが(史実と違う!というような)映画はエンタメですから、いいと思うのです。素敵な作品です。こんなに変わり者であっても、慕ってくれる人がいるってすごいことだというのが一番の感想です。
私の心が、どんだけ荒んでいるかがわかった一日であります。