souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

本当は好きじゃなかった

母のお供で

南こうせつのコンサートへ行ってきました。

フォーク世代は少し上なのだけど

さすがに私も知っている

ヒット曲多数。

夢一夜

神田川

夏の少女

歌上手い!

なによりMCが面白いし、カッコいい!

 

その中のこうせつさんのお母様の話で、

お父様の葬儀の後

骨壺の前でちんまりと座った母親を見て

夫婦の絆を感じていた

こうせつさん兄妹が

「後のことは、僕らに任せろ」と母に声をかけたところ

漏らしたひとことは、

「本当は(父の事を)

好きじゃなかった。」

 

…。

観客の妙齢の女性達からは

共感と思える爆笑がおこりました。

 

母も私も

こうせつさんの大ファンというわけではなかったけれど、二人とも大満喫。

 

その後ごはんを食べていると

母から

「仕事いつまですると?

早く辞めて帰っておいでよ。」と、

なんともダイレクトなお誘い。

それまでも、こういうニュアンスのことは時々言われていたけれど

こんなにハッキリ言われたのは初めてでした。

その日は、母の誕生日で

思うところもあったのかもしれない。

(または、こうせつさんのMCの影響か!?)

 

私は今の仕事が好きだし

住んでいる北九州市のことも大好き。

子どもが無事に県外の私立大学を卒業できそうなのも、今の職場が、私を雇用してくれたからこそだと思っています。

だから、いろいろな事に貢献したい、

役に立ちたいと強く思っています。

 

一方で、今年50歳になって

これからどう生きていこうかと考えた

節目の歳であったのも事実。

 

どの道を選択しても

自分の人生。

選択は1個だけど

選択肢は無限。

散々迷っても

決めた後は

"もしも"は考えずに

その場その場で微調整して進もうと思う。

急ぎではないので

ゆっくり迷おうと思います。

たとえ

「本当は好きじゃなかった。」としても

それもひとつの美しき人生だと思いましたし。