なるほど
嗅覚は思い出と紐付きやすい。
良い歌だな。
今年の新語・流行語大賞にノミネートされたくらいなので
エンタメに疎い
さすがの私も何度も耳にした。
香水を初めて買った時
毒という名の香水が巷を席巻していた。
重く濃厚な香りは
街中に漂っていて
毒をまとったピタピタの女性と
ナチュラルな女性が2極化していた気がするけれど
私は毒を纏った女の方だった。
でも、いまでは香りも思い出せない。
年齢が上がって
状況が変わってくると
段々軽い香りになったけれど
子どもができたり
当時使っていたディオールの香水が廃番になって
すっかり香水とは縁がなくなった。
数年前に
知人がつけていた香水に鼻を奪われ
久しぶりに香水を購入した。
その香水はラストノートが熱帯の花のような香りで
すごく気にいっいたが、
どうやら好き嫌いがある香りらしく
子どもがそのころから「最近加齢臭がする」と言い出し
車酔いをするようになった。
また、異動した児童相談所で
触覚、味覚、聴覚そして嗅覚に敏感な子どもに接するようになったことで、香水を始め柔軟仕上げ剤、香りのきついシャンプー、コンディショナーは一切身につけないようになった。
柔軟仕上げ剤は今も使っていない。
だけど
私は百貨店に入店した時や
DFSで香る良い香りが今でも大好き。
“香水”って曲を聞いて
こんな風に香りが思い出になることを
久しぶりに思い出した。
ライフステージがあきらかに変わった今
ぴったりの香りを探してみたいと思った。