souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

香水

なるほど

嗅覚は思い出と紐付きやすい。

良い歌だな。

 

今年の新語・流行語大賞にノミネートされたくらいなので

エンタメに疎い

さすがの私も何度も耳にした。

 

香水を初めて買った時

毒という名の香水が巷を席巻していた。

重く濃厚な香りは

街中に漂っていて

毒をまとったピタピタの女性と

ナチュラルな女性が2極化していた気がするけれど

私は毒を纏った女の方だった。

でも、いまでは香りも思い出せない。

 

年齢が上がって

状況が変わってくると

段々軽い香りになったけれど

子どもができたり

当時使っていたディオールの香水が廃番になって

すっかり香水とは縁がなくなった。

 

数年前に

知人がつけていた香水に鼻を奪われ

久しぶりに香水を購入した。

その香水はラストノートが熱帯の花のような香りで

すごく気にいっいたが、

どうやら好き嫌いがある香りらしく

子どもがそのころから「最近加齢臭がする」と言い出し

車酔いをするようになった。

 

また、異動した児童相談所

触覚、味覚、聴覚そして嗅覚に敏感な子どもに接するようになったことで、香水を始め柔軟仕上げ剤、香りのきついシャンプー、コンディショナーは一切身につけないようになった。

柔軟仕上げ剤は今も使っていない。

 

だけど

私は百貨店に入店した時や

DFSで香る良い香りが今でも大好き。

 

“香水”って曲を聞いて

こんな風に香りが思い出になることを

久しぶりに思い出した。

 

ライフステージがあきらかに変わった今

ぴったりの香りを探してみたいと思った。