授業中
気になる単語に引きずられて
妄想してしまうので
いままでたくさんの大事な事を
聞き逃してしまっていたけれど、
それは、大人になった今でも変わらない。
だけど、飛びそうな思考をグッと引き戻すことが、だいぶできるようになったので、
理解力は格段にあがった。
と、思う。
今日は、久しぶりの職場研修だった。
年度当初はオンライン研修への切り替えもあったが、今回は、コロナ対策を充分にとった対面研修であり、
対面でのお約束
グループワークもある。
このグループワークってやつが本当に苦手なのだけど、
これにおいての
妄想ぼんやりは、チームメイトへ
致命的な迷惑をかけてしまうため
心してかからねばならないとプレッシャーも感じるのだ。
いつも感心してしまうのだけど
役所の職員は
おしなべて頭が良い。
(そんな中にしれっと入り込んでいる
自分の要領の良さに驚く)
いろんな研修で、北九州市職員は「優秀」「真面目」「仕事がはやい」と講師から聞くが、
私は、それをリップサービスとは思っていない。
私はいつも、第三者として激しく同意している。「自分、そこには含まれてないですけど、みんなほんとにすごいっす。」と、憧れの人をみる目でみんなのことをみてしまうのだ。
今日は、アイスブレイクに
フェルミ推定で、ビールの年間消費量を導きだすというワークをした。
グループは4人、だれも知り合いはいない。
基本となる数字は、私が提案したのだけれど
そっから、導き出す積算と計算式は
もうハテナしかない。しかも、私以外の人はみんなわかってわいのわいのと話し合っていたため、私もわいのわいのいってみたけど、導き出された桁の多さに、数字が読めなかった。
蓋を開けてみると、8チームそれぞれの数字は近似値で、かつ、ビール会社が試算した数字とも誤差の範囲だった。
地頭力高い!
今日の研修は
そんなことの連続で
私は、いつも使っていない部分の脳を
フル活動させた気がする。
研修の中の課題分析で示される北九州の現状は
厳しい材料やニュースが多かったけれど、
そこから、希望と未来への展望を拾い出そうとする皆の姿勢があった。
こういうとこほんとに好き。
私が「この数字の出し方わからん。なんで?なんで?」って聞いても、みんなで優しく丁寧に教えてくれた。
私は
職員としても
一市民としても
北九州は"持続可能な大丈夫が続く"と確信している。