いつもの愉快な仲間からお誘いを受け
人生初の味噌づくりをやってみた。
こだわりの大豆。
こだわりの塩。
こだわりの生麹。
ここのところ、Facebookでも味噌づくりの様子が目につくけど、味噌って今時期に仕込むということを初めてしった。
大豆は、事前に炊いておく。
よく洗って24時間以上水につけ(40時間位浸した)3時間程炊く(5時間位炊いた)
火が弱すぎたのか、5時間炊いた私の大豆は、他の参加者より、ちょっとお硬めに仕上がっていた。
炊いた大豆を持ち寄って、みんなでおしゃべりしながら大豆を潰す。
少人数、マスク着用、換気常時。
大豆潰し、ひたすらに大豆を潰していくがこれがひと仕事。これは、仲間と一緒でなければ苦行かもしれない。でも、これが終われば後はあっという間で、麹と塩を混ぜ、すり潰した大豆を加えて味噌団子をつくる。アルコール度数の高い焼酎を吹きかけた樽にその団子をぎゅうぎゅうと詰めていき、ぴったりとラップをして終了である。
「これいつ食べられる?」と聞いたら
早くて今年の10月だという。
先を見据えて行う手仕事に、なんだかすごくいいなと感じた。(そんなに時間がかかるものとは知らなかった。)
主催のFさんが、去年仕込んだ味噌で、味噌汁を作ってくれた。菊芋の炊き込みごはん、ふきのとうの天ぷら(写真なし)、白和えに、人参と甘夏(多分)のあえもの、ビーツシェイク等々が並んだが、殆どが自宅の畑で採れた物で作られていた。
こんなにも、豊かな生活を送っている人々が身近にいるのに、私の生活はそう言った意味の豊かさから程遠い。
だけど、この友人らのおかげで、私もだいぶ『出来るかも!』と思えることが増えてきた。味噌づくりもそのひとつ。
最近、お魚の煮付けが美味しくできるようにもなった。
甚だ自信はないけれど、自分だけのレシピ帳も少しずつページを増やしている。
味噌もレシピ帳に載せよう。
ところで、Fさんちの隣家が空いてるらしい。もし引っ越して来るならば、Fさんちの畑も自由に使っていいと言われた。「ご飯も作るから一緒にたべよう。」って、魅惑的過ぎるお誘いもあった。
豊かさの享受も含めて、今後の事を真剣に考える時期がきたのかもしれない。