スパイスカレーに続く第2段カレー講座。
教えてくれる先生は違います。
スパイスカレーはインドカレーだと思うんだけど、今回は、タイカレーの王道グリーンカレーです。
光の道近くの民家で造園業をされているユッキーが先生です。
まずは
先生のお庭でカレーに使用する
エディブルフラワーとハーブの収穫を行います。お庭での収穫が難しい食材は福岡市のアジアンマルシェで購入するようです。
次に
クロックヒンという石臼で
乾煎りしたコリアンダーの実とクミンを潰し、
その後レモングラス、バイマクルー(こぶみかんの葉)
聞いたこともない、初めて見る野菜たちを
ふんだんに使ってじゃんじゃんカレー作りは進みます。
と同時にココナツミルクタピオカも。
使うの甘味料はこれまた初めて見るココナツシュガーという
コクのある黒糖のような砂糖。
ペーストは手間がかかるし
使用するハーブや野菜にも旬があり
9月がベストシーズン。
なので、タイカレー講座は年に一回しか開催されないとのこと。とても貴重な体験です。
青パパイヤは半分はサラダに
半分は生春巻きに使用します。
パパイヤは酵素が強く、身の固いようで
千切りにするのはとてもハードです。“青いパパイヤの香り”という映画で
ナタで千切りにしていたシーンが印象的だという話をしながらユッキー先生はテキパキと(本当は「アレよ、アレ。」「アレをアレして、アレしよう。」というテレパシーを発しながら)マルチタスクをこなしていきます。
みんなが青パパイヤの千切りに取り組んでいる時に、私はタピオカ当番をしていました。
実はタピオカを茹でるのは初めての体験で
鍋底にくっつかないようにグルグルかき混ぜていたら、全部溶けてしまったという失敗を犯し
再度挑戦しました。
成功がよくわからないまま
茹で上げましたが
おそらくいい感じに仕上がったと思われます。
大変。
材料もその辺で売っているものではないし。
だけど
先生は、代用できるものもたくさんあるのだということを一緒に教えてくれました。
お料理の腕前もそうだけれど
先生の暮らしそのものがとても素敵。
ここに集う人たちも
とても素敵です。みんなキラキラして眩しかった。
ここには
自分の好きをよくわかっている人たちが集まってくるんだなと感じました。
そして完成はこれ!
こんなに美しい生春巻きを食べるのは人生初です。
味もとても美味しい
ブルーのバタフライピーのお茶も一緒にいただきます。
そして
自己紹介は講座の最後に行うという斬新さ!
もう
ユッキー先生は
藤井聡太級の天才だと思うんです。
これはすごい講座です。