souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

久々にできたこと

なんでもすぐに影響されるので

気分を変えるアイテムとして本は最強でした。

が、もう読書ができないからだになって久しいです。どんなジャンルの本でも、表紙を開いただけで、すでに頭は違うこと考えてしまったり、文字を追えども一向に内容が入ってこなかったり、急激な眠気に教われたり、その拒否反応たるや悲しみしか感じません。

とくにビジネス系の書籍はプライベートで読むことはできません。ので、読んでません。(キッパリ)

いま気分を変えるのはもっぱらこれf:id:souan_1969:20210415205258j:image

だけど、これは読まないかんでしょう!

今期本屋大賞の『52ヘルツのクジラたち』です。私は大衆小説がすきなので、直木賞を信用しているのですが、それ以上に本屋大賞を信頼しているんです。(芥川賞は信用してない)

小説には北九州も出てきますし、作者は京築在住の方。他にも門司港が舞台のコンビニ兄弟等があり、受賞前から、北九州の本屋さんには作者町田そのこさんのコーナーが設けてありました。しかし、気になりながらもスルー。だってだって、本を読む気力がなかったんですもの!でもですよ、今回本屋大賞のニュースをみて私はダッシュで買いにいきました。
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久しぶりに一気読みしましたし、本を読めた感じがしました。やっぱり小説は面白い。昔から、アタマのなかで、映画みたいに映像化しながら読むタイプなのですが、今回このこの感覚も久しぶりでした。

これから読まれる方もいらっしゃるでしょうから、内容はナイショですが、読みながらというより読後に眠りつきながら、とろとろと涙を流してしまいました。

地元が出てくるのも、ものすごく嬉しいし、やっぱり本屋大賞が好きだと思いました。

こうやって、ちょっとずつ本が読めるようになったらいいなと思います。