souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

列車の旅最終日は

旅の3日目は

広島から尾道を走る観光列車『etSETO ra』


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瀬戸内海を臨みながら海岸線を走る、全席指定の列車だ。車内にはバーカウンタが設置されていて、座席数も少ない。


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列車が構内に滑りこんできたときは、海と雲を思わす美しい車体に胸が高鳴った。写真を撮りにきている人も少なくなく、私は意気揚々と車内に乗り込んだ。


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なんとお見送り付き。

 

しかーし!

列車は、私の想像とは逆方向に走りだした(私、超方向音痴)

私の席は、一人がけが向かい合った席で、私はその進行方向に背をむけてすわっている。しかも、この進行方向だと、海側は反対側面に見えるはず、、、。

『海側を予約したのに、、、』

しかも、乗り物に弱めなので進行方向を背にするのは厳しい、、、。

 

車掌さんに

『海側の席を予約したはずなのに、窓口の方が席の配置をご存知なかったようです。せめて、(向かい側の)進行方向を向いた席にかわっていいですか?』と控えめにお願いしてみたが、事前予約の全席指定とのことで却下。(空いているのに!!!途中から乗ってくる可能性もあるためだって。)

天気は快晴。風もなく穏やかで、

しばらく走ると車窓に海がみえてきた。

私から見ると、悔しさ分遠くに感じる。が、やはり瀬戸内の海は、美しい。


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事前予約のスイーツ&セイボリー


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せっかくの素晴らしい列車旅なのに、どこかモヤモヤしてしまう。往路と復路は別の窓口で購入したため、私は尾道に到着したあとすぐに窓口で、帰りは海側席であることを確認した。


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今回、西なびグリーンパスというチケットで旅行をしたわけだけど、実は広島から小倉に帰る新幹線も(広島駅のみどりの窓口にしこたま並んで席予約したにも関わらず)グリーン席ではなくただの指定席がとられていた。これは、私が『このチケットだから当然グリーン席をとってくれたはず』という思い込みから、席を確認しなかったのが悪い。

et SETO raも同じで、希望の席にすわれなかった原因は、座席表を自分できちんと確認して指定すべきだったのに、相手がプロだと思っておまかせしてしまったこちらのミスによる。

非常に多くの種類が存在するであろうJRチケットを、窓口社員がすべて把握している訳ではないのであろう。しかし、自社サービスを知らなければ、本来は受けられるサービスを受けられないままのお客様がいるということだ。反対に利用する側も、ガッツリサービスを享受するためには、情報を自分で取りに行く事が大事なのだろう。

自分の仕事に鑑みて

本当に考えさせられた。私の知識が不足していれば、本来受けられるサービスを受け損ねる利用者がいるということだ。もっと勉強せねばならない。

 

ちなみに、帰りの新幹線は、車内でグリーン車に変更してもらえた。


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指定7回

本当に素晴らしいコスパチケットだった。