地元の『音楽鑑賞団体』に運営委員として参加している。
会員数が減少の一途をたどる団体代表から「聴きに来ない?」と声をかけられ鑑賞にいったところからクルクルと絡め取られてしまった。
だけど
音楽は絶望的に疎い。
疎くはあるけれど
音楽を聴くのは好きなので
毎回楽しく参加している。
スタッフたちが、
「今日の演奏はイマイチだった。」とか、「ピアノの音がナンタラ」「今日のヴァイオリンは伸びやかだった。」とか感想を言い合っている横で
私はひたすら感動している。
生はとにかくイイ。
自分では聴かないジャンルの音楽に触れ合えるというのは、とても興味深い。
会員数の減少は危機的で
団体の存続も危うい状況である。
興味のないジャンルの音楽にお金を払って聴くのは奇特な人なのかもしれない。
ではみんなが興味を持つ音楽会を企画すればよいのだろうが
それが難しい。
この鑑賞団体の提供するメインはクラシック。運営資金はあまりないので、オーケストラではなく、ギターやチェロ、ヴァイオリン、ピアノ等の単体のリサイタルがメインだ。
受付、当日券販売、ドア開閉
演者アテンド
みんなみんな運営委員会や会員がボランティアで行う。
私の担当は
影アナである。
舞台裏に詰めるのは
なんかちょっと
特別感。
ボランティアなので
もちろんチケット代はしっかり払うが
幕間前に
舞台裏にいなくてはならないため
1幕の最後の曲
アンコール曲は座席で聴けない。
(舞台袖で聴いている)
今年に入って
チェロ
ジャズの演奏会が開催され
素晴らしかったー
しかし
圧巻の赤字。
鑑賞団体の解散の話もちらほら聞こえてくる。
なくても困らないけれど
生活を豊かにするのが
音楽。
みんなに聴きにきてほしい。
私の美声を。