souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

バランスよく生きていくと楽なんだろう

時々

泊まりに行く友人宅は、

もうとっくに完治しているが

私の名目はお見舞いだ。

 

行くなり私は

ソファに寝っ転がって

友人の話をききながら

まず昼寝する。

目を覚ますと、ふわふわの毛布がかけてあり

ご飯の支度ができている。

几帳面で綺麗好きな友人宅は

どこもかしこもピカピカで

埃ひとつない。

トイレも洗面所もホテル並に美しい。

 

ご飯を食べると

「置いといて」というので

食器は流しに置きっぱなしで

タイミングよく沸いた風呂に入る。

時には「この番組見たいけん、まだ入らん。」と、だだもこねる。

お風呂から上がると

布団が敷いてあって

私がYouTubeでエクササイズをしている最中に、友人は洗い物をしたり、明日のご飯の仕込みをしたり、取り込んだ洗濯物を畳んだりしている。(ちなみに洗面台に洗い立てのバスタオルが置いてある。)

 

まさに

ふろ、めし、寝るの夢のような生活だ。

最初は恐縮していたけれど

食事に制限のある友人のご飯は作れないし

几帳面な友人は、大雑把な私の片付けは納得できず、自ずとこうなってしまった。

生活は習慣なので

だんだんそれが当たり前になってくるのだけれど、だからといって私が「ごはんまだ?」と言ったらどうなるだろうか。

 

もし友人が"してあげてる"とおもってたら

私はこんなにのびのび自由すぎる態度を取り続けられるだろうか。

 

いずれにしろ

負担割合でいうと

圧倒的に私が少ない。なのに嫌そうな素振りはないので厚かましくお邪魔する。

 

しかし

あまりにも申し訳ないので、

お誕生日には奮発して

あつまれどうぶつの森をプレゼントした。

 

あつ森は

本当に性格が出るゲームで

友人の島は

行くたびに計画的

建設的

几帳面にしつらえられており

どうやら、大変気に入ってくれた様子だ。

 

してもらうも

してあげるも

してくれないもない。

いーなーと思う。

仕事も含めて、

生活全般において

過度な期待がないってのが

人生を楽に生きるヒントなのだろうと思う。