今年
7年ぶりの富士登山に行ってきた。
コロナにナーバスな職場のため
富士山へ行くことは
周りにひた隠しにして
週末ひっそり行った感じ。
素晴らしい天気。
体力に見合ったスケジュール。
きつくはあるけれど
余力のある登山だった。
登山はすごくエコだ。
山は水が貴重だし、環境保全のため
石鹸で顔を洗ったり、歯磨き粉で歯を磨いたりしない。
顔も身体も歯ですらシートで拭くし
拭いたシートは当然持ち帰る。
ゴミはできるだけ出さないようにする。荷物は徹底的に軽量化に努め、しかし必要なものは所持しておく必要があるため、準備がとても大事になる。
荷物が軽ければ軽いほど、登山が楽になるから、登山の準備は、不測の事態への備え(不安)とのせめぎあいとなる。
そして
このきつい状況下で
自分と向き合うことにもなる。
人付き合いでグループになると、いつも浮いている感じがする私だが、その原因である気質を突きつけられる気がするのだ。
自分勝手が過ぎる
のか?
周りに気を遣わない
のか?
相手を尊重しない
のか、、、?
そういったことが原因の居心地の悪さは地上よりも明確になる。
いつもは
(まっ、いいか)とすますことも
ここではそうはいかない。
肩がふれあうような山小屋では
友情でさえ、永遠に壊しかねない。
なので、登山中ずーっと内省をしていた気がする。
そんな心身ともにきっつい山登りを
してしまうのは
なぜか!?
よくわからないけれど、
また登りたいと
帰ってすぐに思うのだ。