souan-1969のブログ

熱しやすく冷めやすいままで生きていく

ちゃんと

社会人になって

父親くらいの上司に「どうしてそんなにだらしないんだ。」と言われて

さすがにショックを受けた30年前。

 

「だらしない」については、同居の祖母に子どもの頃から言われ続けていたので、筋金入りのだらしなさなんだろう。姑嫁仲の良くなかった祖母が母へのあて擦りで私に言っているんだと思ってだけれど、今考えるとそればっかりでもなかったようだ。たしかに全てにおいてものぐさでキチンとできない子どもであったと思う。

長じては「片づけができない」と(モラハラ気味の)パートナーに言われ続けたためか、

わたしは「ちゃんと」という言葉を発する頻度が多い。そしていまでも、他人の「ちゃんと」にびくついている。

もともとの能力として、片づけや整理整頓や掃除については課題があるのだろう。非難され続けた年月の長さが物語っている。以前に比べると、かなり片づけはできるようになった(躾られて)と思うけれど、それでもちゃんとできてないと感じておどおどとしてしまう自分がいるのだ。

 

先日、自宅のクローゼットを開けた瞬間、なぜか「もう、だらしなく暮らそう。」って決心した。

誰かと一緒に暮らすのであれば、だらしない事はダメかもしれない。でも今は?誰に迷惑かける?どうして自分ちでこんなにも自信をなくして生活しなくちゃいけない?

もう誰かと暮らさなければ、誰かが私を非難し続けることもない。

もう、だらしない自分を許そう。

自分なりのきれいでオッケーをだそう。

本当にダメダメなのかすらすでにわかんないけど、ちゃんとの支配がなくなるまで、

大丈夫といいつづけようと思う。

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学校へいこう

本日の給食は

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ポークビーンズ

ツナサラダ

食パン

黒豆きなこクリーム

牛乳

 

ポークビーンズ!随分美味しくなっとります。

私が小学校の頃からある定番の給食メニューだけど、小学校の頃はどちらかというと苦手な献立だったな。

 

本当に時々、小中学校にボランティアに行くのだけれど、本日は北九州市内の小学校へいって、小学校4年生の皆さんと楽しく学んできました。

今年度は、コロナ禍で学校の授業も変則となる中、外部講師による総合学習を組み入れる事は学校としても非常に難しい選択だったとおもわれます。

だけど、敢えて開催してくださった想いに応えるべく講師一堂頑張りました。

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学校での感染症対策や取組みも見ることができてよかったです。

初めてみる簡易衝立て(給食の時使用)

フェイスシールドも全児童が所持しています。(グループワーク等の際着用)

換気用に窓は常時開いており

消毒も教室の出入りの度行います。

 

ところで4年生(もうすぐ5年生)ってこんなにお利口さんなの?というくらい真面目で作業も早かったです。

私、教室の後ろに立って、みんなの様子を見ていたのですが、相変わらず授業に集中することに困難を感じ(すぐ妄想して、先生の話がわからなくなる症候群)、私やっぱり小中学校の勉強はほとんど聞けてないよなーと改めて感じ、それを思うと、本当にこのクラスの子ども達はすごい集中力だと感心しっぱなしでした。(こんなこと考えてるからついていけなくなるんだと思う。)でも、大丈夫!ちゃんと役目は果たしました。何人もの子どもたちがキラキラの眼で「4年生の授業で1番楽しかった。」と言ってくれたからです。

いつも、子どもってすごいなー。

学校って頑張ってるなー。

先生って、やっぱりなりたいと思ってなる職業なんだなー。

って感じるんです。

なんか、いろんな事に感謝しかない、ありがたい体験です。

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光石研シート

カウンターでコーヒーを買ったら

「高い席がお嫌でなければ、光石研シートへどうぞ。」と館主に勧められたため、遠慮なく1号館の上部席に6席設置されているペアシート前列中央に座ってみた。

今日も小倉昭和館へ映画をみにきている。

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こんな感じの眺め。

個人的には

もう少し下の席から観るのが好きだけれど

ペアシートのスワリゴゴチには変え難い魅力あり。

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テーブルも付いていて、弁当も広げられる。(食べんけど)

今回も"見逃してしまったので見逃せない"『糸』と『小さな恋の歌』の2本立て。

食べ物は我慢しようと思ったけれど、ペアシートに座らせていただいたお返しにポップコーンを購入した。

『小さな恋の歌』は、私の好きな高校生青春ストーリー(というほど軽くはなかったけれど)

モンゴル800の歌を基にした沖縄が舞台の映画。モンパチ結成の実話なのかとネット検索をしたけれど、実話ではないようだ。

『糸』は、これまた中島みゆきさんの楽曲をモチーフに作られた映画で、中学生の時に好きあっていた二人が波瀾万丈の末結ばれるというお話。だいぶはしょりすぎているが、究極の要約はこう。

映画は虚構なので、細かいところには目をつぶってエンターテイメントを楽しむことに徹してみた。涙も流した。よかったねとも思った。

菅田将暉くんも小松菜奈ちゃんも好きだし、演技も上手で没入できる。

だけどなー。なんかなー。もやもやする映画だった。細かいところは目をつぶると言っておきながら、全体的にキレイ過ぎるのが気に入らないんだろう。(どっちかというとドロドロのバッドエンドが好き)

 

そうはいってもたくさん涙を流して、心に溜まった黒いモノを少しは排出できた気がする。

ひとりでペアシートもいいけれど

今度は誰かと座って観たい。

(でも、映画はひとりで観たい派)

 

サブスクトラップ

もう何度目かの

家計簿(なぜか小声)

 

子どもが大学を卒業し1年。

学費の支払いがなくなり、仕送りから解放されたにも関わらず、うちの家計が自転車操業のままであることに、さすがに焦りを覚えたため今年久々に家計簿トライをすることに決めました。

YouTubeリベラルアーツ大学両学長の教えでもあります。

まずはざっくりでもお金の収支を把握する必要があるということで、"ざっくり""把握"に重点をおいてなんとなくやってみている次第です。

 

項目も細かくなく

書きやすそうな物を購入し

なんとか2ヶ月続いております。

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家計の健全化を図るまでには至っておりませんが、メルカリでの物品購入やコンビニに立ち寄ってのなにげ買い等が劇的に減りました。

生協も退会し、頻繁に買っていた水や炭酸水をやめブリタ浄水器を購入しました。

そして、今までチェックすらしていなかったカードの購入明細を確認するようになったのです。(すごい進歩)

 

先日送信されてきたクレジット明細を確認していると覚えのないAmazon780円というものが引き落とされているのを発見しました。前月も780円。Amazonのアプリで購入履歴をみても780円の商品はありません。

Googleで『Amazon780円』と検索すると、出てきました。Amazon music unlimited。えーっ、いつサブスク申し込んだ?

個人的にはプライムミュージックで充分なのに、いつのまにか有料コンテンツに申し込み状態になっていたのです。

速攻で解約をしました。すごく音楽を聴く生活ならば、月々780円は高くないかもしれないけれど、私780円分はとうてい聴いてない。

Amazonプライムは、有料でも惜しくないほど利用しているので納得はできるけれど、今回は本当に危ないところだった。

これも、家計簿をつけはじめたおかげだと思うのです。少なくとも、去年の私なら永遠に利用もしない780円を支払い続けていたと思います。危なかったー。

家計簿すごい!

サブスクこわい!

 

 

 

これも勉強〜映画編

昨日は春の陽気だったので

本日うっかり薄着で出てしまい

帰りのバス停で凍えながらブログを書いています。

 

北九州出身の青山真治監督作品2本立てが

小倉昭和館で上映中なのですが

今週末で終了のため

早起きして久しぶりにお出かけしました。

「東京公園」と「空に住む」

どちらの作品も

いろんな人が

それぞれの事情を抱えて

それでも生きていくというもの。

この映画を観て、

職場で"多様性"と言いながら

自分は、ありのまま人を受け入れることができているかを考え、できてないことを実感しております。

主人公の友達の榮倉奈々ちゃんも、情緒不安定な振り回し型の人にしか見えず、とても可愛い人とは思えなかったし、身近にいたら近寄らなかったかもしれない。

しかし、自分のこの偏見に満ち満ちたレッテル貼りを修正すべく勉強を重ねていくしかないので、映画をみたり小説を読んだりするんだと思うのです。(もちろんなんとか論的な本も読む)

 

来週からは「糸」と「小さな恋の歌」これも観たかった映画です。また旦過の映画館に足を運びたいと思います。

そして帰りには

旦過うどんでおでんを買って、フルーツ屋さんで旬の果物を、時にはマグロの刺身やぬかだきを、クエストで本を買い込んで勉強を重ねたいと思います。

 

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テイクアウト資さん

先週、3泊4日の業務に就いた。

北九州市内なので通勤もできるが、早朝からの業務につき宿泊可とのことで、ありがたく泊まらせてもらった。(強風と大雪だったため結果宿泊で正解だった。)

 

久しぶりのお泊りで

不謹慎ながらちょっとワクワクして行ったものの、そこはやっぱり仕事。

もう1日目から自宅に帰りたくなった。

いままで、眠ることに関しては"眠り過ぎる"ことぐらいしか問題のない生活を送っていた私だけれど、最近"眠れない"状態というものがどういう事かやっと理解できるようになった。

この時も

慣れずに戸惑ったその日の仕事のこと、翌日の業務の段取、残してきた本来業務と課題がぐるぐると頭の中を巡って

3日間とも

ホテルの暗闇の部屋の

セミダブルベットの上で目をランランとさせて外の強い風の音を聞いていた。

 

食事は3食ともにお弁当で

ありがたく、美味しくいただいたけれど

冷めても美味しい濃いめの味付けは、私の指や脚を浮腫ませ、まぶたを腫れぼったくさせて、しばしば私を遠い目にさせた。

 

従事期間は、気温が冷え込んでいた事もあり

あったかい出汁の効いたうどんが食べたくて、最終日の夕方はもう北九州のソウルフードである資さんうどんの事しか頭になかった。(ちゃんと仕事はしていました。)

一番近くの資さんは車で15分。業務終了時間は19:30。資さんの営業時間は20時(時間短縮営業のため)

すわ、間に合うか!って、間に合わない。でも、私は、業務終了後勧められたお弁当を丁重に断り、ダッシュ資さんうどんに向かった。

 

店内の電気はついている。お客さんが1人。

お店に入ると、ラストオーダーは終了したと告げられた。しかし、テイクアウトなら大丈夫と言われ、小躍りして「すぐ食べられる状態のテイクアウト」を注文した。

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出汁が

沁みた。

冷えた身体と心も溶かす熱い出汁。

カラッとあがった牛蒡天。

固形物になっていたおぼろこんぶ。

資さんうどんをガツガツ啜りながら

自分が思っている以上に 

疲れていた自分を発見し

それでも無事全うした事に

あらためてホッとした。

 

 

 

 

 

 

豊かな生活

いつもの愉快な仲間からお誘いを受け

人生初の味噌づくりをやってみた。

こだわりの大豆。

こだわりの塩。

こだわりの生麹。

ここのところ、Facebookでも味噌づくりの様子が目につくけど、味噌って今時期に仕込むということを初めてしった。

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大豆は、事前に炊いておく。

よく洗って24時間以上水につけ(40時間位浸した)3時間程炊く(5時間位炊いた)

火が弱すぎたのか、5時間炊いた私の大豆は、他の参加者より、ちょっとお硬めに仕上がっていた。

炊いた大豆を持ち寄って、みんなでおしゃべりしながら大豆を潰す。

少人数、マスク着用、換気常時。

大豆潰し、ひたすらに大豆を潰していくがこれがひと仕事。これは、仲間と一緒でなければ苦行かもしれない。でも、これが終われば後はあっという間で、麹と塩を混ぜ、すり潰した大豆を加えて味噌団子をつくる。アルコール度数の高い焼酎を吹きかけた樽にその団子をぎゅうぎゅうと詰めていき、ぴったりとラップをして終了である。

「これいつ食べられる?」と聞いたら

早くて今年の10月だという。

先を見据えて行う手仕事に、なんだかすごくいいなと感じた。(そんなに時間がかかるものとは知らなかった。)

 

主催のFさんが、去年仕込んだ味噌で、味噌汁を作ってくれた。菊芋の炊き込みごはん、ふきのとうの天ぷら(写真なし)、白和えに、人参と甘夏(多分)のあえもの、ビーツシェイク等々が並んだが、殆どが自宅の畑で採れた物で作られていた。

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こんなにも、豊かな生活を送っている人々が身近にいるのに、私の生活はそう言った意味の豊かさから程遠い。

だけど、この友人らのおかげで、私もだいぶ『出来るかも!』と思えることが増えてきた。味噌づくりもそのひとつ。

最近、お魚の煮付けが美味しくできるようにもなった。

甚だ自信はないけれど、自分だけのレシピ帳も少しずつページを増やしている。

味噌もレシピ帳に載せよう。

ところで、Fさんちの隣家が空いてるらしい。もし引っ越して来るならば、Fさんちの畑も自由に使っていいと言われた。「ご飯も作るから一緒にたべよう。」って、魅惑的過ぎるお誘いもあった。

豊かさの享受も含めて、今後の事を真剣に考える時期がきたのかもしれない。